大豆をオーブンで軽く焼いてからマジックブレンダーで粉砕し、きなこに。
感慨深く、きなこもったいないな〜って思うこともなく、
無限に食べれる豊かさと幸せ。
大豆の種まきからはじまって、このきなこになるまで一年がかりと思うと、
すごい高価なきなこに感じるかもですが、
畑をすることで日々のちょっとした運動にもなり、
きなこだけでなく、一年分の味噌になると思うと、
正直、コスパいいと思う。
ぼくらは、お店できなこや味噌を買う。
お金という物で、一年かかるものを買っている。
きなこから話はそれるが、
「いのちはいのちを食うしか生きる方法がない」
どんなに科学的なおかしや食べ物でも。
たとえば、カップ麺も元をたどれば、小麦だったり何かだったりする。
おかしもそう。
小麦も一年かけて育てられ、何かの食べ物に加工されていく。
ぼくらはお金に惑わされて、
いのちを見失いがちな気がしてる。
お肉!
と聞くとパッと浮かぶのは、
スーパーのパックに入ったお肉や、
イラストで言うとこの骨つき肉だったりする。
でも本当は、牛だったり豚だったり鳥だったり。
本来の形を思い浮かべなくなっている。
(ぼくもそうです。)
お金は便利でめっちゃ大切なもの。
よくよく上手に向き合っていかないといけないと思う。
きなこも、元は大豆で、一年かかってできるもの。
そういうことを感じながら食べると感慨深い。
こんなサクセスストーリーを知らなくても、
ただ、ただ、このきなこは美味い。
「販売したら?」と嫁はんに言うたけれども、
本人は今ひとつ納得してない作品のようだ。