土作り,

2022年、コロナやロシアウクライナ戦争などなどによる物価高騰、円安インフレ突入で、ガソリン代や小麦などがものすごく高くなってきて、いよいよお金の価値よりも知識(知恵)を身に着けること、コミュニティの大切さが顕著に出てきたように思うこの頃。

地球にやさしくしよう!エコエコ!SDGs!!とか、大それたことは思ってないですが、自分と自分のまわりをちょっぴり助けれる(助けてもらえる)生活スタイルを無理なくやっていきたい!そんな気持ちです。

インフレ・物価上昇を機に、腰が重かったコンポストをやり出しました。
我が家の地域は、生ゴミを透明のプラ袋にいれるルールなので、このプラ袋はかなり使います。

・プラ袋も基本的には原油が元になってるので、高騰はしていくこと。
・家でも外でも畑・家庭菜園をやっていること。
・アパートぐらしのアリエッティなこと。


から、
プラ袋の生ゴミが減って(プラ袋の消費を削減することでお財布に優しく・重要)
生ゴミを土に還すことで野菜をさらに作る(食費を抑えることでお財布に優しく・重要)
を目的に、
アパート暮らし!ベランダなし!の簡単コンポスト方法をメモります。

コンポストってなんやねん?

コンポスト初期段階

バケツコンポストのやり方に入る前に、コンポストって?ってこと。
つまりは生ゴミを肥料に土にしちゃうということ。

家庭で出た生ゴミ

土に混ぜる

何日か後には消えて土になる

それを家庭菜園の肥料にする

そしてその野菜を食べて出た生ゴミを

土に混ぜる

ざっくり言うとこういう流れです。
これだけ聞くと、「ええ!素晴らしい!!!ええことづくし!!」と思うかもしれません。

ズバリ!ええことのほうが多いです!笑
ただ、やっぱりええことじゃないこともあります。

ええことじゃないこと・・・・

それは、匂い!と、分解しない生ゴミがある(やり方による)!!
です。

やり方を説明しつつ、その辺の解消方法もメモっていきます。

必要なもの

いろいろ、便利コンポストが売ってたりしますが、
我が家は、生ゴミのプラ袋を減らしたい!という目的があるんで、買うよりあるもので工夫する!
感じでいきます!(同じ気持ちの方もいると思うので、、、)
なければ、買えばいいのです!^^


・バケツ
 ー100均一でも売ってるタイプ

・スコップ
 ーなければその辺の棒

・土
 ー我が家はうまく育たなかったプランターの廃棄土で。買う場合は黒土がいいそうな?

・ぬか
 ーコイン精米所に行けば無料

・洗濯ネットか不織布ネットなど
 ー我が家は玉ねぎ買ったときについてきたネットを被せました。
  防虫やカラス対策の意味なので蓋つきバケツなら不要

・生ゴミ(野菜のみ)
 ー野菜のみ!というのがポイントなので後述します。

100均一のバケツ
たまねぎについてきたネット
精米してでたぬか

やり方

やり方は簡単です。

バケツに土とぬかを入れて、家で出た野菜の生ゴミを入れて混ぜて、ネットを上からかぶせる。

これだけです。笑

生ゴミ出たら、それをバケツに入れて、混ぜて、ネットかぶせる。

この繰り返し。

コンポストのベースができました

分量

土とぬかと生ゴミの分量ですが、正直言って適当です。
最初は、バケツ半分弱の土にぬかを適量入れてって感じです。

季節(温度)や食事の量で生ゴミの量が変わってくるので、正解ってない気がしてます。
「我が家ではこれがいい!」というのが一概に読んでるあなたにハマるとは限りません。

伝え方がむずかしいところですが、
土6:ぬか1:生ゴミ3くらいが、我が家のベストポジションです。

置き場所

主に玄関か、玄関前の階段廊下にソッと置いてます。(迷惑にならないところ)
外に置く分には匂いはさほど気にならないと思います。(じぶんだけでなくご近所さん的にも)
基本、夜は玄関内にいれておいて(動物被害も考えれるので必須ですよ。)
天気が晴れの時は、玄関前廊下の日陰に置いてます。

やり方よりも、ぬかどこと同じくちょっとしたコツや管理の方が重要な気がします。

管理方法

この4つのルールを守れば、快適なコンポストライフになるでしょう。

1、野菜のみしかいれない。
2、生ゴミは細かめにきざんで、土をしっかりかぶせる。
3、生ゴミ出ない日も時々、空気を含ませてまぜる。
4、40度くらいの温度を保つ。(日陰で)

1、野菜のみしかいれない。

コンポストのやり方によって、魚の骨や肉の骨、卵の殻などいれても分解するやつもありますが、
なんにしても、ただのバケツなのとアパート暮らし。

大きくスペースも取れないし、自分もだけどご近所への匂いも気になる。
その対策として、動物性の生ゴミを入れない!これが一つの対応策になります。

野菜のみの生ゴミ

野菜だけ別に分けてとるとき、紙をひいておくと余分な水分がとれていいです。
(紙はAmazonで買った時についてくるあの紙。)

動物性のものをいれると、分解時にどうしてもガスが発生します。(人間のオナラも臭いでしょう?)
なので、匂いがすごい!

野菜のみだと少しですみます。(なくなりはしません)
ただ、我が家では野菜を食べる量が多いので、野菜だけでも生ゴミが減るとプラ袋の量も格段に減るので、我が家の目的には多いに貢献してくれてます。

どうしても、動物性の生ゴミを処理したい場合は既製品のいいコンポストを買うといいと思います。

2、生ゴミは細かめにきざんで、土をしっかりかぶせる。

土をしっかりかぶせることで、匂いと防虫対策になります。
結局、なんで虫がよってくるかというと、匂いがあるからです。

匂いになぜ、虫が寄ってくるかというと、
つまりは土が分解できないものを虫が捕食し分解してくれるからです。
(だからあんまり毛嫌いしないで愛でてやります。笑)

コンポストに生ゴミいれた状態
混ぜ途中
しっかり土かぶせる

野菜のみにしても少しは匂いが発生します。なので、しっかり上から土をかぶせることで匂いを封じ込めます。

生ゴミを細かく刻むのは、分解速度を早めるためです。
細かいほうが微生物ちゃんの仕事を少し手伝うという気持ちです。

分解が早くできるということは、虫が好む匂いが発生する前に分解できてやってこないってことです。
分解をすばやくしてもらうことがいいってことですね。

ざっくりでいいですよ!

できるときは、野菜を使うときに包丁で細くきざんでもいいし、
コンポストにいれるときにスコップでザクザクきざんでもいいし。
できないときは、それでもいいでしょう!笑

3、生ゴミ出ない日も時々、空気を含ませてまぜる。

ここはちょっとしたコツになります。
生ゴミない日も空気を含ませるために混ぜる。これをする理由をメモります。

理由は、微生物の活動を促進です。若干哲学ぽい話ですが、
コンポストの場合、微生物はどうやって生きてるのか?というと、
生ゴミ、生ゴミについてくる水分、そして土に含む空気と、温度で生きています。
生ゴミは数日なくても生きていけますが、空気がないと生きていけません。

もっというと、振動が重要と考えます。
(こんなことはあまりないと思いますが、、、)どうしてもバケツの中を混ぜれない!という人は、
バケツを外から叩いたり振ったりして振動を与えるというのも。。(優しくないので推奨しませんが、、)
理屈ではそれもありです。
(たまに、おばちゃんがなかなか芽が出てこないので、プランターを叩きながら「お〜〜い」って言うてる光景見たりしませんか?何気にやってますが、、天然で理にかなってるおばちゃんたち。すご!)

空気を含ませる=土に振動を与える

これが微生物ちゃんにはとても大事なことです。

4、40度くらいの温度を保つ。(日陰で)

これも3と同じく、微生物ちゃんの活動しやすい温度ということです。
カビ生えるくらいのホカホカがいいってことですね!(カビは微生物に近い存在)

「絶対!40度前後キープ!」ということまでは思わなくていいですが、
ほどよくあったかくしてあげてもらえたらいいと思います。

ぜったいに失敗にならない方法

一番いいな!って思う方法は、、、ズバリ!「失敗してもまたやろう!」精神です。笑
元も子もない話ですが、土ちゃん的には失敗でもなんでもないので、失敗と思ってるのはやってた人間側だけです。
要するに、気持ちの問題で最初から「実験して、改善して、実験して、、」と思っていれば、
失敗はありません。失敗にならない。

「あ、ちょっと虫来ちゃったな〜次はこうしよう!」
「あんまり分解しなかったな〜土変えてみようか?温度は?」

という感じでどんどん、トライ&エラーするのが、絶対に失敗にならない方法です。
屁理屈っぽいですが、、、

コンポストしようと思ってこれを見てる方は、
これからもコンポスト以外のこともトライするでしょう。

自分流というのを見つける旅に、もう出発してると言えます。
道中コケたからって旅、絶対続けるでしょう?それはなんでか?

「やってみたいから。」

ぜひ、やってみてください。