北海道積丹ホッケ釣り(11月12月)

ロックフィッシュ(根魚釣り),釣り

積丹ホッケ

春(4月〜)は脂の乗ったホッケ、冬(11月〜)は卵の入ったホッケが、
11月の今回は冬の卵入った抱卵ホッケ釣りに。この時期のホッケの釣果と、熟練おっちゃんから聞いたホッケ釣りの釣り方道具、ホッケの卵の食べ方を紹介。

釣り場(積丹・神岬漁港)

土日の積丹、どこの漁港も釣れそうなポイントはこんな感じ。

この時期も積丹は釣り人で基本フィーバーです。(特に土日は。)
また、ホッケも回遊で潮の流れはすごく影響します。
今回行った場所は、潮が堤防で途中でせきとめられてるので、潮のつよさではホンマ角の一部のみ爆釣果なんてことあるそうな。場所とりに失敗した人は、釣れないところでうらめしそうにみるしかない状況。。。
「こっちまできたらいいのに〜」というボヤキもでちゃいますね。

ホッケの種類

ホッケにも、カレイみたくいろんな種類があります。基本は「北のホッケ」らしいです。
主に積丹でつれるのは、「根(ね)ボッケ」です。(根ボッケ)
おなかが白くて釣れた直後は全体的にグレーのまだら模様ぽい感じ。
スーパーで安くてよく食べてるのは、おそらく「シマホッケ」でこれはほとんどがロシア産のようです。

ホッケ釣り方と道具

学んできたのでメモした図

初戦は色々ネットで調べてそれなりの道具で行ったのですが、
やっぱり行かないとわからない釣り方や用意する道具、釣り上げ方があって、
さらにその漁港や場所で暗黙のマナールールがあったりなかったりします。

初戦は見事敗退でしたが、アキアジも同様でこういうのは経験値が物いうし、
一回のボウズを無駄にしないように、あいさつしたり、話しかけたり教えてもらったりして勉強します。

まず、釣り方ですが、基本サビキです。
サビキも色々ありますが、ウキとカゴとサビキのミックスしたような人が多かったような?(ウキサビキ)
ジグサビキの人もいたし、ただのサビキやカゴサビキの人もいました。

どのスタイルも結局、サビキにエビをつけて落として、そこへコマセをまく。これが基本のやり方のようです。
(どのスタイルの人にも食いついてました。)

ぼくはカゴのサビキだったんですが、<サビキの針にエビをつける>というのをしなかったため、ボウズになりました。(それでも時合がくると食いついてきて、かかりが悪くあげる直前でバラしてしまった!)

針にエビをつけるのが重要なようです!

コマセは人が多いとみんな撒いてくれるので、そんなに重要でないかもしれません。
(ただ人任せはいけないので自分でも持っていくこと!)

てことで、持っていくべき道具を写真つきで紹介。
熟練おっちゃんにも聞いたので、コレ!!!というやつを紹介します。

竿・リール

投げ竿とアキアジで使ってるリール

意外と引くホッケ。安いサビキセットでもいけなくないが、
日本海は潮がすごいときがあるのでちょっと長めの投げ竿とほどほどのリールが良い。

バケツは2個

コマセ用のバケツ

バケツは2個もっていくといい。コマセようのバケツとホッケをしめてキープするようのバケツ。
スカリやビクなどは、人が多いとできないのでやっぱりバケツが鉄板。
爆釣果したときのために、大きめの袋も何枚かあるとなお良い!

サビキ

ホームセンターで買った5個入りの安いやつ

サビキの針はなんでもいいように思うが、針がかりがもっといいやつとかもあると思う。
初戦ではバラしたものの、あの感じだとエビをつけてちゃんと食えばしっかりかかるので、
この辺は針の号数真ん中くらいでいいと思う。

<追記:>サビキは6連もいらない。2匹つくだけでかなりの重さなので、3連くらいにして使うと手返しが良い!また、引きが強いので針が曲がりやすいことから安いサビキはおすすめしない。カレイ用の胴付きにしてチャレンジしてみようと思う。

コマセのスコップ

コマセのスコップ

コマセまくようのスコップ。長すぎず短すぎず、普通のやつが一番シンプルに使えてよい。

エサ・コマセ

熟練おっちゃんたちはみんなこれだった。

コマセはこいつ!!熟練おっちゃんたちはみんなこれを使ってました。どうやらカツオエキスが入ってるのがいいらしい。

オキアミSサイズ

全部の針につけるというより2〜3個つける感じでやっていく。
食いこみも違うのでこれはおそらく必須アイテムかと。

スーパーでよく目にかけるバナメイエビ

もひとつ、スーパーでよくお見かけするバナメイエビ。オキアミよりエサ持ちはいいかも?という点ではオキアミよりコスパはいい。好きな味ブレンドにできたりサイズも好きにできる点もこだわりのある人には利点。
簡単にやりたい人には手間かも。

そうそう、忘れがちなオモリ

4とかかれたオモリ

サビキを落とすためのオモリ。ここは針なしのジグの人もいたし、オモリ付きのカゴを使ってる人もいたし、おそらく下に落ちればなんでもよい。潮が荒いのでジグは針ははずさないと根掛かりする可能性大!
(となりのおっちゃん根掛かりしまくってた)

そのほかあるといいかも?

しばらく人混みに近づけなくて端っこでイメトレ

そのほかあるといいかも?という道具や基本的な装備はあえて書いてないですが、
ライフジャケット(これは必須よ!)
ゴミ袋(コマセの袋やサビキのパッケージを捨てるように!)
大きい袋(ホッケ入れるよう)
クーラーボックスかスカリ(ホッケ入れるよう)
手袋、手拭きの雑巾、除菌シート、日焼け止め、カッパ、帽子、しめるときのナイフなど
みんなで楽しくキレイで安全な釣り場、釣りにしていきましょう!

今回この時期のホッケ以外の釣果

初戦はオキアミがない!場所がよくない!などで初心者ボウズ、二戦目は回遊がなくボウズ。。。はあ。。。
ガヤもたくさんいて大変でした。太平洋にはいない魚種が釣れたのでおもわず写真をぱしゃり。

2戦目の海タナゴ

3戦目は、、、なんと24匹〜〜〜!!!「すくな!」と思うけど、途中でやめた!という感じ。
「必要な分だけ釣る!」というのがポリシーなので、最初から30匹をMaxと決めてました。
おそらく釣るだけなら100匹は超えてたでしょう!(まわりは超えてました。売るのかしら?w)

積丹ホッケ血ぬきによって鮮度が変わってる!

血抜き、やってる場合じゃない

ホッケは釣れだすとほぼ爆釣果になりがち。なので血抜きのヒマがありません。みなさんはスカリにいれてあとでまとめて血抜きしてました。こちらはバケツがあふれてしまって血がもれてしまって漁港の掃除がちょっと大変でした。次は大きいクーラーかスカリを持参します!おそらく曲がって硬直するのも防止できる。

曲がって硬直してしまったホッケたち

ちなみに11月に二回行ってボウズ。12月で釣果あり。
で、24匹中一匹だけメスで卵はちょっぴりあり。という感じです。抱卵ホッケを狙う場合は11月中旬。
産卵後でもホッケは釣れるし、抱卵でなくていい方は12月中旬くらいのほうが若干人少なめです。

一夜干しの仕方

一夜干し中のホッケたち

釣ったその日に処理。
そのあとすぐに、タッパに1リットルの水と30gの塩をいれて塩水を作って開いたホッケを一晩つける。
翌日、青網にいれて日陰干し。1日干す。カラスにやられないように。
一夜干しの完成。(干すのは一夜だけど、かかるのは2日間。)

ホッケの食べ方(ホッケの竜田揚げ)

ホッケの竜田揚げ

油がのってない(たまごに栄養がいってる)ということで、基本は油物系がおすすめ。
ホッケフライや竜田揚げ。

まとめの積丹ホッケ釣りの感想

場所とりで揉めてる人がいたりもするようです。(出くわしたことないですが、)
アキアジ釣りやホッケ釣りなど、北海道ならではの人気魚種はそういう意味では大変のようです。
じぶんになんの悪いところはなくても、マナーの悪い人は実際いるようなので、みんな気持ちよく釣りできるように、いつも以上に職場以上に、やさしい気持ちをもってやっていきましょう!

みんな気持ちよく釣りができれば、釣れてたのしい!食べておいしい!みんなハッピーです!

みなさんほどほどにね