狩猟,釣り

エゾジカ

狩猟免許とったし、狩猟者登録もすませていよいよやるぞー!って思ってましたが、
狩猟期間がもう終わるんで、ぼくのデビューは今年の10月くらいから。。。あと、7ヶ月ある。

でも、いきなり狩猟期間やで〜〜〜!!って言われても、
装備、道具、準備ができてないので、ちょうど良いかもしれない。

春夏は、釣りや山に行って体力づくりしたり、あしあとの実物観察したり、
解体動画やジビエ料理動画をみたり、道具をメルカリやできるだけコスト抑えながら準備期間。

今日はそんな中でもエゾジカについて色々調べたので、ちょっとメモ的に記事を書く。

そもそもエゾジカって?

エゾジカ!エゾジカ!と言いますが、正式な名前は「ニホンジカ」です。
エゾ(蝦夷)は北海道という意味で、北海道にいる鹿という通称名で「エゾジカ」というそう。

ただ、ただ、エゾを特別扱いしてるわけではないんですが、
「鹿の種類が違う?」と思うほど、本州と北海道では個体差がある。

主にこの3点が違う。(細く言うともっとあるのかも?)

・本州の鹿より北海道の鹿のほうが何倍もでかい!(約3~4倍違うらしい)
・北海道の鹿のほうが毛深い。
・北海道の鹿は脂肪分も多い。

毛深い・脂肪分が多いのは、毛で熱を逃がす、脂肪分を蓄えてエサがなくてもいいように、北海道の冬の寒さを越えるために適応したと思う。体の大きさも同じ理屈かもしれません。

積雪が何メートルともなる北海道雪国。足も長くないと埋もれますし、大きい体で山の雪をかきわけれるパワーが必要だったり、やっぱり雪・寒さ対策仕様のニホンジカということだと思う。

エゾジカの栄養素

エゾジカの栄養素は他のお肉(牛肉・豚肉・鶏肉)と比べて、

・鉄分がすごく豊富
・脂肪分が少ない
・無添加!笑

鉄分が摂取できるのは非常にありがたい!和牛に比べて約6倍。
脂肪分が少ないというのは、若鶏のむね肉・皮なしと同じくらい。

無添加というのは、エゾジカが野生であるという意味。
大自然で生きる野生のエゾジカで、草食動物。ある意味広大な平飼い。(飼ってないけど)

そういう意味ではかなりのオーガニック食。

人間界から見るエゾジカの立ち位置

エゾオオカミが絶滅する前はエゾジカはちょうどいい数をたもっていたそうな。
その後、エゾオオカミが絶滅し、エゾジカは増えましたが、増えすぎたせいで食べる植物がなくなったり、まだ和牛や豚肉鶏肉などのお肉があまり普及していない頃なので、人間がエゾジカを狩猟しすぎて絶滅の危機に。

その後、お肉の普及によりエゾジカは食べられなくなりました。
オオカミもいない、人間もエゾジカを取らない。

またエゾジカは大量に増え、山や森にまた食べる物がなくなり、
人間界に現れ田畑の物を食べるようになり、今に至ります。

ぼくは人間が現れて絶滅してしまったりしたことすらも、自然の流れだと思っている。
だからこそ、人間とエゾジカ、よい距離よい付き合い方を人間側でバランスをとっていけたらいいなと思う。

まとめ

せっかく頂くなら全部使い切ってあげたい!と思うのは狩猟する者、ほとんどみなが思うと思う。
ただ、ただ、有害駆除するのではなく、ただただ、お肉だけ食べるのではなく、
皮やツノなどもできるだけ使っていきたい。